この小説は艦隊これくしょん~艦これ~の二次創作小説です。
佐潟2174艦隊・オンボロ鎮守府:第六章・その10
「終わりよ!」
大井が叫ぶと同時にホ級めがけて射撃する。大井の砲弾はホ級の偽装を弾き飛ばし、どこで覚えたのか、ソバットをホ級に叩きこんだ。蹴りをまとも受けたホ級が悶え苦しんでいる所に魚雷を放ち、爆発と共に海底へと沈んでいった。これで当初の目的であるル級以外の深海棲艦を倒す事は達成した。その後の戦闘では、ル級を中破状態にまで追い込んだが倒しきれずに逃がしてしまうという結果に終わった。
「ホ級はソバットからの魚雷の連携攻撃で撃沈っと。そういえば今回は敵・軽巡がホ級でしたね」
大淀が作戦状況の記録をつけながら今回戦った相手について喋る
「たまたま欠員か出たか非番の代わりで入ったのだろう。このホ級にとっては災難だったな」
たしかに今回はヘ級ではなくホ級であった。しかし、戦力規模から見てここの主力艦隊には間違いないだろう。大淀は今回の戦闘結果をまとめて本部へと転送した。
敵勢力被害状況
ル級:中破
チ級:撃沈
ホ級:撃沈
イ級:撃沈2
自軍勢力被害状況
潮:軽微
鳥海:中破
しばらくして、朝日が港を照らす頃に4人は鎮守府に帰還した。
第7章に続く
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